住職ご挨拶

令和7年の新春を迎え、皆様の平穏とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
また、日頃当山へのご法愛に感謝いたします。
昨年は、元日に能登半島地震が発生し、多くの方が甚大な被害に見舞われました。
年々自然の脅威を実感します。本年は、穏やかな日々であるように祈るばかりです。

さて、今年は「乙巳」です。「乙」は、困難があっても紆余曲折をしながら進むことや、木々が成長する様子を表します。「巳」は、古来より豊穣や金運の象徴であり、蛇が脱皮をする事から変化や成長を表しています。

「乙巳」は、新しい挑戦や変化を意味し、今までの努力が実を結び、幸運に導かれる年と言われます。私達も、柔軟に物事と向き合い、仲間と協調しながら豊かな時間を過ごす事を大切にしたいと思います。

結びに、この1年が皆様にとって、明るく実りある年になりますことを祈念申し上げます。

風の丘樹木葬墓地について

現在では、お墓を継承する人が減少する一方、眠り方として、樹木葬に関心が寄せられています。自分らしく人生を歩んでこられた方々に、自分らしい眠りの空間をご提供したい。そんな想いを込めて、私ども慈眼寺は「風の丘 樹木葬墓地」を開設いたしました。公園のような爽やかな美しさと、公園にはない格式を大切にしながら、慈眼寺が永代にわたりお護りし、心を込めてご供養いたします。