住職ご挨拶

令和6年の新春を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。まず、元日に発生した能登地震で被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。寒空の下、お体に気をつけて過ごしていただき、一刻も早く平穏な日々が戻ります事、をお祈りいたします。
昨年は、新型コロナウィルス感染症が5月に規制緩和され、日常生活に戻ることができました。一方で、地球温暖化による天候不順や世界各地で紛争がおこるなど、心を痛める事が多い年でした。改めて「当たり前の日々」が実は当たり前でなく、幸せな事なのだと実感いたします。
さて、今年は「甲辰」です。新しい事に挑戦して成功する、これまで準備してきた事が形になるなど、縁起の良い年になると言われています。是非とも明るく実りのある1年になりますことを心よりお祈り申し上げます。

風の丘樹木葬墓地について

現在では、お墓を継承する人が減少する一方、眠り方として、樹木葬に関心が寄せられています。自分らしく人生を歩んでこられた方々に、自分らしい眠りの空間をご提供したい。そんな想いを込めて、私ども慈眼寺は「風の丘 樹木葬墓地」を開設いたしました。公園のような爽やかな美しさと、公園にはない格式を大切にしながら、慈眼寺が永代にわたりお護りし、心を込めてご供養いたします。