樹木葬とは、新しいお墓の選択肢です。

樹木葬は自然保護の一環として、岩手県一関にあるお寺が開設したことが始まりと言われています。高い費用がかからず、緑に囲まれた場所にご遺骨を埋葬できるため、「家族に費用や管理の面で迷惑をかけたくない」「自然に還りたい」と思う方々から近年人気が高まっています。

そんな中、慈眼寺は「自分らしい眠りの空間をご提供したい」という想いを込めて、2016年に風の丘樹木葬墓地を開設いたしました。


風の丘樹木葬墓地は、継承者を必要とせず、埋葬後の維持管理費も必要としないのが特長です。 多摩丘陵の一部という特長を生かして作られた有期限区画の埋葬エリアは、35cm四方の区画が格子状に配置されていますが、区画の仕切りは見えません。

仕切りがないことで、埋葬されている全ての方に手を合わせられるという新しいお参りの形や、供花の花の部分だけを献花台に供えることでできる美しい風景、地形を生かして作られた墓地と施設のデザイン性の高さが評価され、風の丘樹木葬墓地は2019年度グッドデザイン賞を受賞しました。

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慈眼寺の風の丘樹木葬墓地への想い

  • 風の丘樹木葬墓地では水が流れています。水は絶えることなく流れ、一処に留まることはありません。
    常に変化し、様々な表情をみせてくれます。人生もまた同じです。
    一人一人が物語を持っています。紆余曲折、喜怒哀楽を繰り返し、最後は皆静寂の世界に入ります。
    人生の誕生の如く、水が沸き上がり、起状やうねり経て、やがて穏やかな流れになり、静かに大地に還っていきます。水は神聖な場所を表すと共に、人の輪廻も表しているのです。

  • 墳墓は、大地から生命のエネルギーが盛り上がり、隆起して生まれたイメージで設計しました。
    そこに自分が入ることで、大地に優しく包まれ、大地と一体になれるという想いを表しています。

  • 風の丘の墳墓の形は楕円です。それを取り囲むように並ぶ石は、あえてつなげていません。
    これは完全な形ではなく、周りの環境や人の流れを取り込み、外の世界とつながろうとする柔軟な心をイメージしました。

 

風の丘樹木葬墓地は、公園のように開放的な雰囲気、山が見渡せる四季折々の景色の美しさ、JR片倉駅から約7分というアクセスの良さなど他にも様々な特長があり、多くの方にご縁をいただいています。
詳しくは風の丘樹木葬墓地公式HPをご覧ください。