※六波羅蜜
一、布施・・・物でも心でも、見返りを求めないで施す
二、持戒・・・節度を守って人間らしく生きる
三、忍辱・・・どんなことも耐え忍ぶ
四、精進・・・怠けず努力をする
五、禅定・・・いつも心を落ち着かせる
六、智慧・・・自分勝手な思い込みでものを見ず、正しく見る
◎曹洞宗の坐禅は「只管打坐」(しんかんたざ)と言い、様々な思惑や欲にとらわれることなく、ただひたすら何も考えないで坐する姿が「仏の姿」であり、悟りの姿です。
坐禅をすることによって、“無”に成ることが大切なのです。
最初は“無”になることが難しいのですが、慣れてくると少しずつ“無”になる時間が増えてきます。
私たちが日常生活を送る中で、様々なことを懸命に励む様子は働きながら坐禅をしているのと同じです。
何事にも没頭し、一生懸命取り組むことにより、充実感とすがすがしさを感じることが出来ると思います。
今を大事に精一杯生きましょう。
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